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工研院と三菱UFJキャピタル、共同で投資ファンド設立


ニュース その他分野 作成日:2011年10月13日_記事番号:T00033087

工研院と三菱UFJキャピタル、共同で投資ファンド設立

 工業技術研究院(工研院)傘下のベンチャーキャピタル、創新工業技術移転(ITIC)と三菱UFJキャピタルが12日、投資ファンド「台日創投基金」を共同で立ち上げることで署名を交わした。当初の投資規模は1,500万米ドルでITICが3分の2、三菱UFJキャピタルが3分の1を出資、年内に運用を開始する予定だ。林和源ITIC総経理は、「台湾企業と日本の中小企業の技術提携を資金面で支援していきたい」としており、既に電子、電機、材料、設備など10社を超える関連企業の調査を行っている。13日付工商時報などが報じた。

 なお、第2段階として1億米ドル規模の募集を計画しており、今後は日本側の出資比率が高くなる見込みだ。

 経済部技術処の林全能副処長によると、工研院はこれまで欧米、日本、オーストラリアなどと共同での投資ファンド設立について交渉を進めてきたが、円高にあえぐ日本の中小企業に海外展開への意欲が強いことが三菱UFJキャピタルとの提携の決め手になったという。