ニュース その他分野 作成日:2011年10月13日_記事番号:T00033088
馬英九総統は12日、総統再選に向け段階的に発表している「黄金十年、国家願景」(黄金の10年、国家ビジョン)と題するマニフェスト(政権公約)で、「全面建設」をスローガンの一つに掲げ、今後10年で経済協力開発機構(OECD)加盟国並みの水準を目指すとする目標を明らかにした。13日付経済日報が伝えた。
馬英九総統は特にOECD加盟国に劣る項目として下水道普及率を挙げ、10年以内に50%達成を目指すと語った(12日=中央社)
その上で、10年以内に域内レベルでは環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、世界レベルではOECDへの加盟を目指すとした。
馬総統は、これまでの公共建設プロジェクト「愛台12建設」を土台として、新世代の戦略的な公共建設を進めるとし、具体的には、生活の利便性向上、インフラ整備、海と空のハブ化推進、財政の健全化、金融の発展など全方位的な建設を推進するとした。地域間格差の是正と国家競争力の向上を図ることが狙いだ。
政府関係者は「OECD加盟国並みという目標を設定したのは、主に台湾が韓国に対抗できるようにするためだ」と指摘した。
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