ニュース 金融 作成日:2011年10月13日_記事番号:T00033089
消息筋によると、野村証券の永井浩二執行副社長が11日、台湾を訪れて中国信託金融控股(中信金)の辜濂松董事長ら幹部と会談した。市場関係者は両社の今後の協力関係として、▽野村証券が中信金に出資する▽戦略提携を結んで中国市場に共同で投資する──の2つの可能性があると推測している。13日付経済日報が伝えた。
会談の同席者によると、永井執行副社長は「米国経済が短期間に好転するのは難しい。円高傾向はしばらく続く」との見通しを示した上で、訪台理由について「中台関係が好転したため、台湾での投資機会を探っている」と説明したという。
また日台投資協定の調印について、金融業以外にも多くの日本企業が中国での業務展開に意欲を持っており、地理的な有利な台湾の企業と提携して中国での投資機会を狙うことができると語った。
日台の企業が連携して中国投資を行うプラットフォームとして、永井執行副社長は日台経済交流団体「三三会」を一つの例に挙げた。同会は中信金の辜董事長らを中心に1999年に設立された。
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