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中華電信、台湾初の医療クラウド構築目指す


ニュース 医薬 作成日:2011年10月13日_記事番号:T00033096

中華電信、台湾初の医療クラウド構築目指す

 中華電信は12日、中南部を拠点とする病院経営会社の秀伝医療体系と提携し、台湾初の医療向けクラウドコンピューティングサービスを構築すると宣言した。秀伝医療傘下の各病院で既にカルテや看護データなどの管理で運用を開始している。13日付蘋果日報が報じた。


呂学錦・中華電信董事長(左1)は、今後は医師や看護師にとってiPadが必須のツールとなると語った(中華電信リリースより)

 中華電信の呂学錦董事長によると、秀伝医療は既に昨年5月、中華電信のモバイル技術を電子カルテ管理に採用しているが、今年はさらに一歩進んだクラウド技術の導入を図っていると語った。

 また、中華電信と秀伝医療が共同開発したクラウドシステムは、中国の北京順義医院および寧波第二医院でも採用されており、今後は同国医療応用サービス市場の開拓も進める計画だ。

 このほか遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)も北部の大手医療機関とクラウド技術に関する提携を協議しているとされる。