中華汽車工業（チャイナ・モーター）は12日、小型車・三菱コルトプラスの白と黒を基調としたデザインの500台限定モデル、コルトプラスＢ＋Ｗを発表した。発売は10月中旬の予定で価格は58万9,000台湾元（約150万円）。月々２万1,000元からの分割払いで購入でき、若年層への浸透を図る。13日付工商時報が報じた。
三菱コルトプラスＢ＋Ｗ（中華汽車リリースより）
中華汽車の今年１～９月の新車販売台数は前年同期比22.7％増の４万3,000台と好調で、黄重洲副総経理は、通年目標の５万5,000台達成に自信を見せた。来年は今年をさらに上回ると予測している。
また、同社は三菱自が年末にタイ工場で生産を予定している最新小型車「グローバルスモール」の台湾市場導入にも意欲を示しており、現在不足している1.5リッター以下車種のラインナップ強化を図りたい考えだ。
このほか中華汽車は、３年以内に約５億元を投じ、台湾全土にある130カ所の展示スペースのアップグレードも計画している。
