ニュース 電子 作成日:2011年10月13日_記事番号:T00033105
13日付蘋果日報によると、発光ダイオード(LED)用サファイア基板(2インチ)のオファー価格が、今月末にも10米ドルを割り込むとの予測が出ている。LED照明やバックライトの需要に回復傾向がみられるものの、LEDメーカーが慎重な姿勢を崩さず、必要な分だけ入荷し在庫を増やさないようにしているためだ。
サファイア基板価格は昨年第4四半期の30米ドルをピークに下落に転じ、今年第3四半期は11~20米ドルまで下がった。あるLEDメーカーによると、中国のオファー価格は既に8~9米ドルまで下落している。
サファイア基板メーカー、兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)は、同業の生産能力増強で価格下落圧力がかかっており、受注見通しは1カ月しか立っていないと指摘した。
証券会社はサファイア基板の価格下落が、LED各社のコスト軽減につながるとみている。一方、LED大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は、価格下落幅は現在既に小さくなっているため粗利益率の改善にあまり貢献しないと語り、最終製品の需要がいつ回復するかが最大の注目点だと強調した。
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