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ASUS、初のウルトラブック発表


ニュース 電子 作成日:2011年10月13日_記事番号:T00033106

ASUS、初のウルトラブック発表

 華碩電脳(ASUS)は12日、超薄型軽量ノートパソコンカテゴリー「ウルトラブック」で同社初の製品となる「ZenBook」をニューヨーク、台北、ロンドン、ミラノで同時に発表した。定価は入門モデルが999米ドルと、同機種がライバルとするアップルの「MacBook Air(マックブック・エア)」を200米ドル下回った。同社は第4四半期、30万台を出荷し、同期ノートPC出荷全体の8%を占めると見込む。13日付工商時報が報じた。


ASUSのウルトラブックは、光沢のあるメタリックボディが高級感を醸し出す(同社リリースより)

 「ZenBook」は画面サイズ11.6インチモデルと13.3インチモデルをそろえ、重さは11.6インチモデルが1.1キログラム、13.3インチモデルが1.3キロ。厚さは最も薄い部分で3ミリメートル、最も厚い部分で9ミリとなっている。

 台北の発表会を指揮した沈振来ASUS執行長は、「これほど薄くて軽いノートPCを作れるのは世界で2社しかない」と語り、「ライバルはMacBook Airのみ」と表明した。

 ただ、台湾での税込み販売価格は3万6,900~4万9,900台湾元(約9万4,000〜12万7,000円)とMacBook Airに比べ1,000~2,000元安いだけにとどまり、市場ではMacBook Airに対抗するのは難しいとの見方が出ている。これに対し張偉明ASUS財務長は「価格は市場の変動に合わせて変える。目標はMacBook Airと100〜200米ドルの差を付けることだ」と語った。