ニュース その他分野 作成日:2011年10月14日_記事番号:T00033116
メリルリンチ・グローバル・ウェルスマネジメントとキャップジェミニが発表した「アジア太平洋地域ウェルス・レポート 2011」によると、台湾の10年末時点における、富裕層人口は前年比13.7%増の9万4,100人、資産総額は同14.7%増の3,020億米ドルとなった。また台湾の富裕層のうち半数以上を企業経営者が占めた。同レポートでは、住居や耐久消費財などを除き、100万米ドル以上の投資可能資産を持つ層を「富裕層」と定義している。14日付工商時報などが報じた。
メリルリンチ・グローバル・ウェルスマネジメントの李柏霖執行副総経理は、10年の富裕層人口および資産額の増加について、10.8%という高いGDP成長率、株と不動産市場の好調を挙げた。資産運用については株式投資が32%と最も多く、アジア太平洋地域の平均26%を大きく上回った。
今年については、株投資は同水準を維持する一方、不動産投資はバブルを心配する声も聞かれ、今年は25%、来年は18%にまで落ち込むと見ている。
また、アジア太平洋地域全体の富裕層人口は前年比9.7%増の330万人、総資産額は10兆8,000億米ドルで、欧州の310万人、10兆2,000億米ドルを初めて超え、北米に次ぐ世界2位となった。
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