友達光電(AUO)の陳炫彬執行長(CEO)は22日法人説明会を行い、2008年と09年の同社の新たな生産能力は面積ベースで18%増えるのみで、第6、第7.5世代工場の生産能力不足により、来年は液晶テレビ向けのパネルの出荷が需要に対し20~30%ほど追いつかなくなるという見方を明らかにした。
陳来助同社総経理は、「目下、欧州と北米の液晶テレビの在庫水準は4週間で、正常値の6週間と比べ短く、在庫不足は明らかだ」と語り、「来年の世界のパネル市場の供給は19~21%伸張するが、需要は28%伸びる。09年も供給の伸び率が18~20%であるのに対し、需要の伸び率は25~26%だ。09年までは供給不足が続き、特に液晶テレビ向けは供給不足が最高で3割に達する」と語り、パネルの供給が追いつかない状態は世界的な傾向になると説明した。
第8世代工場、年末に発表か
陳執行長は次世代工場について「必ず建設する」と強調した上で、「時間や生産規模など詳細については年末に決定する。第9、第10世代は技術が成熟していないが、第8世代は比較的成熟している」と語り、第8世代工場で具体的な検討に入っていることを明らかにした。また、「現在、液晶テレビのブランドメーカーは全て50インチ以上の液晶テレビを発売しており、消費者からも受け入れられている。これが、当社が主に50インチ以上の液晶テレビ用パネルを生産するための、第8世代工場を建設する理由だ」と説明した。
同社が同日発表した第3四半期の純利益は225億7,100万台湾元(約788億7,000万円)で、創業以来最高を記録した。23日付工商時報などが報じた。