ニュース 電子 作成日:2011年10月14日_記事番号:T00033136
IC設計最大手の聯発科技(メディアテック)の携帯電話用ベースバンドチップ「MT6573」がこのほど、米モトローラのWCDMA方式のスマートフォンに採用されたもようだ。来年には新型チップの「MT6575」も採用される可能性が高まった。14日付工商時報が証券会社の話として伝えた。
大和証券アジア太平洋地区科学技術産業担当アナリスト、陳慧明氏は「メディアテックが昨年、モトローラに出荷した第2世代(2G)用の携帯電話チップだけで1,000万個に達する」として、スマートフォン需要が高まる中、MT6573の受注量は大きな伸びが期待できるとの認識を示した。ただ、具体的な受注量に関しては、現時点では明確に予測できないとした。
メディアテックは先ごろ、聯想集団(レノボ)からMT6573の追加受注を獲得したばかりだ。同チップは低価格スマートフォン「A60」に採用されており、受注量は当初の50万~100万個から、同機種の販売好調に伴い、年末には200万~300万個に達すると見込まれている。
陳アナリストはまた、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)もMT6575を来年初めにも採用する可能性があると指摘した。
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