ニュース 社会 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033142
台湾公共衛生促進協会が2008~09年の各県市住民の平均寿命を調べたところ、台北市民の82.2歳に対し、台東県は73.7歳と8.5歳短いことが分かった。同協会は「北部と東部、南部との資源分配の不均衡が健康上の不平等をもたらしている」と批判する。15日付自由時報が伝えた。
台北市民と比べて平均寿命が短いのは台東県に次いで▽花蓮県(マイナス7.8歳)▽屏東県(マイナス6.4歳)──となっている。
同協会によると、北部(基隆市、台北市、新北市、桃園県)と南部(雲林県、嘉義県市、台南市、高雄市、屏東県)、東部(花蓮県、台東県)を比較した結果、政府の健康に対する資源分配が公平であれば、昨年、東部で35.6%、南部で21.3%の死亡が防げたという。
調査では高雄市、台南市、嘉義市では状況に改善がみられるものの、屏東県、雲林県、嘉義県は年ごとに悪化しているという。中でも雲林県は過去数十年間、南部で最も健康状態が悪化しており、同県台西郷と麦寮郷は資源分配が公平であれば避けられた死亡者比率は一貫して30%以上となっている。
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