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3大科学園区の1~8月売上高、前年比12%減


ニュース その他分野 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033143

3大科学園区の1~8月売上高、前年比12%減

 行政院国家科学委員会(国科会)が発表した最新統計によると、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の今年1~8月の合計売上高は、前年同期比12.14%減の1兆2,673億台湾元(約3兆2,400億円)だった。7月売上高が前年同月比21.83%減、8月が同19.48%減と、本来需要期である夏季に急ブレーキがかかっている。特に半導体と光電の2本柱がともに20%以上の減収となった。17日付中国時報が報じた。

 国科会は従来、今年通年の合計売上高予測値を2兆1,000億元としていたが、金融危機が発生した2008年の1兆8,000億元水準に落ち込む可能性もあるとみて、下方修正を検討している。

 中科管理局は通年の売上高予測値を、3,600億元から3,000億元への下方修正を行った。南科管理局は、従来の6,400億元から5,800億~6,000億元への下方修正を検討。竹科は修正を検討中だが、南科と中科の修正幅からみて、下半期の進出企業の売上高は当初予測より700億~1,700億元減少するとみられる。