ニュース その他分野 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033145
海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長は16日の講演で、第7回中台民間トップ会談(江陳会、今月19~21日に中国・天津市で開催)での調印見送りが確定した中台間の投資保護協議(投資保護協定に相当)について、「1年余り話し合って完成に近づいており、次回(第8回)に調印できると信じる」と語った。投資保護協議はもともと第6回のトップ会談で調印する予定だったが、交渉が難航し実現に至っていない。中央社が16日伝えた。
江丙坤氏は「大陸(中国)の台湾企業は政治的な問題から保障や国家の支援を得られず、さらなる経済効果発揮の機会を失っている」と保護協定締結の意義を強調した(中央社)
江董事長は台湾が中国との経済協力を深める必要性について、「韓国が東南アジア諸国連合(ASEAN)と自由貿易協定(FTA)を結んだことは、産業構造が似ている台湾にとって脅威だが、中国との関係を強化することで台湾の優位性を発揮できる」と説明した。
江董事長はまた、中台直航便のさらなる増便と乗り入れ地点の拡大や、中台の両岸経済協力枠組み協議(ECFA)で合意した後続4項目などについても、積極的に話し合いを続けていると明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722