ニュース その他分野 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033146
馬英九総統は14日、大手ケーブルテレビ局、TVBSのインタビューで、米韓FTAが米上下院で可決されたことに対し、「3年前に予期していたことで、このために大陸(中国)と海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)を結んだ。米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)も段階的に積み上げていき衝撃を緩和する」と発言した。15日付経済日報が報じた。
馬総統は、台湾の最大の貿易パートナーは既に米国でなく中国であり、ECFAがあるため中国市場で韓国に対し優位だと強調。しかし、長期的には米国をFTAを結ぶことが望ましく、一歩ずつ進めていくと語った。
米韓FTAの影響について施顔祥経済部長は、「最大でも50億〜60億米ドルで、対策を立てて衝撃を緩和する。経済成長率にして1%ほどの影響は受けず、最悪の状況は起きないはずだ」と立法院で答弁した。
また、梁国新経済部次長は、米国で4.6%以上の関税がかかる品目は比較的影響が大きく、輸出額にして33億米ドルに上ると指摘した。施経済部長が挙げた「60億米ドル」という数字については、「関税率2.5%以上の品目で計算したのではないか」と話した。
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