ニュース 運輸 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033148
蕭丁訓・高雄港務局局長は14日、ベトナムのホーチミン、ハイフォンおよびフィリピンの計3港湾と提携に向けた交渉を行っていることを明らかにした。通年取扱量960万TEU(20フィートコンテナ換算)を確保して、世界ランキング12位の地位を維持したい考えだ。15日付経済日報が報じた。
高雄港は過去2年間で中国の▽青島(山東省)▽大連(遼寧省)▽欽州(広西チワン族自治区)▽泉州(福建省)▽汕頭(広東省)──の港湾と提携を結び、成果を挙げている。しかし最近、これら中国の港湾で輸出量の低下が見られることから、高雄港は提携戦略の軸足を東南アジアに移している。
台越間の今年1〜7月のコンテナ輸送量は16万1,000TEUで前年同期比10.32%増、積み替え輸送も22万4,000TEUで同13.3%の増加をみせており、提携を結べば高雄港の運営にとって確実に有利となるとみている。また台比間の同期輸送量も33万TEUで、前年同期比4万7,000TEU増加した。
なお高雄港務局によると、コンテナ海運市場は今年、供給過剰により前倒しで非需要期を迎えているが、同港の9月取扱量は76万7,700TEUで前年同月比3.9%増、第1〜3四半期累計でも716万TEUと前年同期比4.97%の増加をみせている。
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