ニュース 電子 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033161
米マイクロソフト(MS)は14日、ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と特許使用に関する協定を結んだと発表した。クアンタが米グーグルの基本ソフト(OS)であるアンドロイド、クロームを採用した機種を生産する場合、特許使用料をMS側に支払うことが柱だ。15日付経済日報が伝えた。
MSはこれまで、アンドロイドとクロームがMSの特許を侵害していると主張しており、両OSを採用すると、MSとグーグルによる特許紛争に巻き込まれる恐れがあった。協定に基づく特許使用料の金額は公表されていない。
クアンタは「アンドロイド、クロームには一部MSの特許が使われている」と協定締結の理由を説明した。今回の協定は、クアンタがカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)、米アマゾン、ソニーなどからタブレット型PCの生産委託を受ける中で結ばれ、クアンタは生産コストの増加が見込まれる。
MSとの特許紛争を回避するため、宏達国際電子(HTC)、宏碁(エイサー)、緯創資通(ウィストロン)、サムスン電子なども既に同様の協定を結んでいる。
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