ニュース 電子 作成日:2011年10月17日_記事番号:T00033163
鴻海科技集団(フォックスコン)が、アップルのタブレット型パソコン「iPad」生産拠点として計画しているブラジル新工場について、郭台銘同グループ董事長と同国のアロイジオ・メルカダンテ科学技術担当大臣が14日、12月に稼働すると正式に宣言した。投資額も当初予定の120億米ドルと変わらないが、投資期間は4年から6年に延長された。またiPadに加え、スマートフォン「iPhone」量産の準備も既に整っているという。15日付工商時報が報じた。
メルカダンテ科学技術担当相によると、鴻海はブラジルにタッチパネル工場2基の設置も計画しており、投資規模は数十億米ドルに達するとの見通しを示した。ただ、これに対し鴻海は「依然、検討が必要」とコメントしている。
これまで鴻海のブラジル工場設置に関しては、賦税優遇措置などをめぐって交渉が難航し、こう着状態に陥っているとの観測が出ていた。なおメルカダンテ科学技術担当相は、「ブラジルは鴻海に無制限の技術移転を求める」と強調した。
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