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放射性廃棄物の鉄くず、過去12年で32件輸入


ニュース 社会 作成日:2007年10月24日_記事番号:T00003318

放射性廃棄物の鉄くず、過去12年で32件輸入

 
 行政院原子能委員会(原子力委)はこのほど、溶鉱炉を持つ鉄鋼工場に放射能測定器を設置するよう指導を開始した1995年以来12年間で、放射性廃棄物が含まれたスクラップが海外から持ち込まれたと断定されたケースが19件、持ち込まれたと疑われるケースが13件あったことを明らかにした。合計件数は32件に上った。ただ、外交トラブルに発展することを懸念し、輸出元の国名は明らかにされていない。

 過去にはオランダ、ロシア、フィリピンで放射性廃棄物が含まれるスクラップが台湾に輸出される直前に摘発されている。昨年までは多い年でも4件だったが、今年は1~9月で既に7件を数え、原子能委は懸念を強めている。

 原子力委の楊昭義副主任委員は、「輸出国が確定できれば、鉄鋼工場に輸出国への返却を要求する」としているが、順調に輸出国へ返却されたケースは6件にとどまっている。返却できないスクラップは、台湾に核廃棄物最終処分場が設置されるまでの間、核エネルギー研究所の倉庫に保管されている。