ニュース 電子 作成日:2011年10月18日_記事番号:T00033188
経済部能源局によると、今年の発光ダイオード(LED)照明市場の生産額は1,980億台湾元(約5,060億円)に達し、能源局が2008年に統計を取り始めて以来の最高額を記録する見込みだ。しかし、前年比の伸び率は年々急速に低下しており、09年は103.47%、10年は73.71%だったが、今年は21.77%にとどまる見通しだ。18日付工商時報が報じた。
能源局によると、LED産業の投資ピークは、省エネルギーや二酸化炭素(CO2)排出削減が世界的な流れとなった09年と10年で、LED照明は新たな商機として注目を集めた。また、昨年までは欧米市況も好調で、メーカーは受注に対応し生産能力拡充を進めてきた。
拡充による生産額への効果は稼働1年後に表れるため、今年のLED照明生産額は過去の投資が反映されたものだ。一方、今年上半期の投資総額はわずか88億元にとどまっており、来年は成長こそ維持するものの、伸び率はさらに縮小するとみられる。
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