ニュース 電子 作成日:2011年10月18日_記事番号:T00033193
携帯電話用プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)は17日、中国重慶市への工場建設に向け、重慶市対外経済貿易委員会、重慶市涪陵区人民政府と投資意向協定書を結ぶと発表した。18日付工商時報が報じた。
中国政府は現在、沿海部で大気汚染の懸念が高いPCB工場の工場設置認可を凍結しており、中西部への工場設置を促している。これに伴い、台湾のPCB業界は、既に欣興電子(ユニマイクロン)が重慶市への工場設置を決めたほか、健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)は湖北省仙桃市に工場を建設中だ。
コンペックは、既に広東省恵州市にPCB工場を設置しており、当初は同工場を拡張する予定だったが、中国政府の政策変化を受け、競合他社に追随して重慶市への進出を決めた。
一方、コンペックは同日、台湾松電工多層材料(パナソニック・エレクトリック・ワークス・エレクトロニック・マテリアルズ、新竹県湖口郷)の株式37%を合弁相手のパナソニックに5億2,400万台湾元(約13億4,000万円)で売却すると発表した。売却後、コンペックの台湾松電工に対する出資比率は37%となる。
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