ニュース 運輸 作成日:2011年10月19日_記事番号:T00033210
コンテナ海運世界最大手、デンマークのマースクの台湾子会社、台湾快桅は、今年6月からアジア~欧州間で試行運航をしていた毎日運航の「天天馬士基」サービスを、今月24日から正式導入すると発表した。運航は週1便が一般的だが、顧客の需要と効率アップを重視して導入を決めたという。アジア~欧州路線が順調にいけば、将来はアジア~米国路線にも拡大する計画だ。19日付工商時報が報じた。
同サービスには20フィートコンテナで9,000~1万3,000本載積可能な大型コンテナ船70隻を投入。2013年以降は同1万8,000本の載積能力を備えた世界最大のコンテナ船20隻を導入する計画もある。
マースクと長年提携している上海海連国際貨運の邱如森総経理は、高価なハイテク製品のを輸出入業者など時間的要求の厳しい顧客にとって、出荷日程を調整しやすく倉庫代も節約できるため、市場に一定程度の影響を与えることは間違いないと述べた。
ただ同サービスについて、貨物フォワーダーの台驊国際(THI)と沛華船務の幹部は、中国市場に影響は出るが、台湾は寄港地に含まれていないため、台湾市場への影響は少ないと指摘した。
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