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コリンブランドの譲渡入札、既に応札の意向あり


ニュース 家電 作成日:2011年10月19日_記事番号:T00033216

コリンブランドの譲渡入札、既に応札の意向あり

 経営再建中の家電大手、歌林(コリン)は18日、ブランド資産および子会社・歌林電機モーター事業部の経営権譲渡に関する競争入札について、入札手付金をブランド資産が5,000万台湾元(約1億2,700万円)、歌林電機モーター事業部は500万元とすると発表し、既に応札意向の提示があったことを明らかにした。入札開票は11月10日、落札者との契約が同18日、譲渡基準日は12月24日を予定している。19日付工商時報が報じた。

 歌林幹部によると、今回のブランド資産譲渡は、商標に加え、アフターサービス事業を担う瑞林科技の100%株式、小型家電販売を主導する陞林(Ogimi)、財務危機が明らかになって以降、白物家電および液晶テレビ販売を手がけてきた歌林電機・家電事業部の譲渡を含むものとなっている。同幹部はブランド資産譲渡の落札価格について16億8,000万元を予定しているが、これが不可能だとしても10億元以上を希望すると語った。

 同社はまた、台北市重慶南路のオフィスビル7〜11階(1フロアー150坪)および地下1〜3階の駐車場の売却も計画しているほか、新北市・三重工場および桃園県・観音工場の売却も年内に成立させたい考えだ。