ニュース 電子 作成日:2011年10月19日_記事番号:T00033222
台湾積体電路製造(TSMC)と英プロセッサー設計大手のARMは18日、20ナノメートル製造プロセスを採用して生産したマルチコアプロセッサー「ARMコーテックスA15」の設計を完了(テープアウト)したことを明らかにした。19日付工商時報が伝えた。
両社は半導体設計から封止・検査に至る一貫型のプラットフォームとして、TSMCが開発した「オープン・イノベーション・プラットフォーム」(OIP)の20ナノメートル・設計エコシステムを活用し、半年で設計完了にこぎ着けた。
ARMはTSMCの20ナノメートル製造プロセスにより、性能、効率、回路の集積度を高め、新プロセッサーの最適化パック(POP)を完成させる。
ARMプロセッサー部門担当のマイク・イングリス執行副社長は「20ナノメートル仕様のコーテックスA15は、システム・オン・チップ(SoC)の統合と性能の新世代を切り開く」と述べた。
TSMCの侯永清副総経理は「両社の継続的な協力により、20ナノメートル分野で早期に成果が得られた」と評価した。
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