ニュース 政治 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033232
総統再選を目指す馬英九総統の選対事務室「台湾加油讃」の金溥聡執行長は19日、早稲田大学で講演を行い、約300人の聴衆を前に「馬総統は真の知日派であり、さらに言えば行動を伴う『友日派』だ」と強調し、馬総統に対する「親中反日」イメージの払拭(ふっしょく)に努めた。20日付聯合報が報じた。
この日「日台関係構築への新思考」と題して行った講演の中で金執行長は、「一部では『本省籍の台湾人が親日』で、『両岸(中台)関係を改善し、尖閣諸島(台湾名・釣魚台)の領有権を主張する外省籍の馬総統は日本政府の信頼を得られない』との認識があるが、実際には馬総統は積極的に外交関係を広げ、民進党や李登輝元総統ができなかったことを成し遂げた」と主張した。今後の日台関係について「(台湾は)『日本と組んで中国に対抗』あるいは『中国と組んで日本に対抗』といった古い考えから脱却し、外部的な要素に影響されない関係を築くべき」との考えを示した。
なお馬総統が先ごろ、今後10年間で中台平和協定締結を検討すると語ったことについては、「総統が任期内に統一問題に触れることはない」と強調した。
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