ニュース 金融 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033237
生命保険同業組合の統計によると、生保セールスパーソンの登録者数は、今年9月末現在で31万838人と、昨年末より5,073人減少した。特に生命保険会社所属者の減少数が最も多く3,481人だった。保険仲立人(保険ブローカー)は2,931人減少した。20日付工商時報が報じた。
保険各社は今年初めから、補助金制度を打ち出したりイメージ広告を作るなどして、数千人規模の若いセールスパーソンの獲得に乗り出していたが、この9カ月間は辞めた人数の方が多かった。
生保業者は人員不足の主因として、銀行が保証型商品販売を開始する際、生保会社から大量にセールス要員のヘッドハンティングを行ったことを挙げた。その上で「銀行はもともと顧客を抱えているため新規開拓の必要がなく、セールスがそれほど難しくない」と説明した。また、さまざまな会社の商品を販売できる保険代理店の増員も、保険会社の人員確保を難しくしているとした。
ある生保は、本来需要期である第3四半期も16人減少したことから、第4四半期の増員はさらに難しく、通年での減少は確定的との見方を示した。
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