ニュース 金融 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033239
20日付経済日報によると、仏保険大手アクサは、台湾への再進出に向けた準備を進めており、台湾の生保業界で大規模なヘッドハンティングを行っている。しかし、アクサは過去に台湾に進出しながら、2回の撤退を繰り返した経緯があり、行政院金融監督管理委員会(金管会)保険局は認可条件を厳しくする意向だ。
金管会はアクサの再進出に際し、▽進出から10年以内に業務を売却しない▽支店を子会社に昇格させる際には、アクサのバミューダ諸島登記の持ち株会社が51%以上を出資する──の2点を認可条件とする意向だ。
金管会保険局関係者は「アクサが長期的に経営に当たることを証明しない限り、台湾進出を認めない」と述べた。
アクサは金管会の認可を受けていない段階ながら、既に台北市の信義計画区でオフィス物件を物色しているという。消息筋によると、アクサ台湾支店の総経理には米シグナ系の康健人寿保険で総経理を務めたグレアム・ハンナ氏の就任が有力だという。
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