ニュース 建設 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033241
遠雄企業集団(ファーグローリー)は19日、新北市汐止区にクラウドデータセンター一体型のオフィスビル「ユータウン」の整備を進めると発表した。20日付工商時報が伝えた。
建設地は同社が20年前に取得した同区新台五路の約2万坪の用地で、一部は既に「遠東世界中心」として開発されている。ユータウンは1万3,895坪の用地に整備される。建設に当たっては、中華電信のほか、台湾マイクロソフト(MS)、宏達国際電子(HTC)、トレンドマイクロ、シトリックス・システムズなど台湾内外のハイテク企業と協力する。クラウド関連の設備投資は少なくとも13億台湾元(約33億円)を見込む。遠雄企業は同物件の販売で600億~700億元の売り上げを見込む。
ビル内では中華電信が提供する公共クラウドサービスのデータセンターが入居するほか、独自のクラウドサーバーも設置され、入居者はすぐにクラウドサービスを利用できる。
中華電信の呂学錦董事長は「進出企業は入居から2日後にはカスタマイズ化されたクラウドサービスを利用できる。設備の設置や保守を独自に行う必要がないので、コストの大幅な削減につながる」とメリットを強調した。
中華電信のクラウドデータセンターはビルの5階に設けられる。同社にとっては、信義区、板橋に続き台北圏内で3カ所目のデータセンターとなる。
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