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ベンツが493台リコール、クルーズコントロールに不具合


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033246

ベンツが493台リコール、クルーズコントロールに不具合

 メルセデス・ベンツ台湾総代理店の台湾賓士(台湾ベンツ)は19日、スポーツ多目的車(SUV)のMクラス493台のリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。クルーズコントロールの動作に関連する部品に不具合が見つかったことが理由で、対象は1999年8月から02年7月までに出荷された「ML320」「ML430」「ML500」の各車種。20日付蘋果日報が伝えた。

 メルセデス・ベンツ日本が18日、国土交通省に届け出た内容によると、対象車種では、ブレーキランプ・スイッチ内部の耐久性が不足しているため、摩耗や使用中の温度上昇による熱変形で、電気的な接点不良を起こす可能性がある。その結果、ブレーキランプが作動しなくなり、最悪の場合、フットブレーキ・ペダルの操作によるクルーズコントロールの解除ができなくなる恐れがあるという。

 台湾ベンツ広報によると、海外も含め、このトラブルによる事故発生は報告されていないという。

 同社では対象車種の所有者に書留や電話でリコールの通知を開始した。部品交換は約1時間で完了するという。