ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033248
タイで発生した大規模な洪水により生産停止に追い込まれている現地の日系自動車メーカーが、停止期間を短縮するため、近隣諸国から代替部品を緊急調達して急場をしのごうとしている。このため、台湾で日系メーカー向けに部品を供給している部品各社は受注増で第4四半期は好業績が期待できそうだ。一部の受注は来年第1四半期以降まで続く可能性があるという。20日付工商時報が伝えた。
今回の洪水により、自動車組み立て工場の多くは浸水を免れたものの、部品メーカーには被害が出ているという。タイは東南アジアにおける自動車生産の拠点で、代替発注量は少なくないとみられる。
業界関係者によると、急を要するため発注を得るのは、輸送しやすい軽くて小さい部品が主になる。照明部品の大億交通工業製造や発電機の士林電機、カーエアコンの永彰機電、電子システムの同致電子企業、エンジン用ピストンの正道工業(ライトウェイ・インダストリアル)などが受注する可能性が高い。
さらに、タイに工場を持つプラスチック部品の東陽実業や電子部品の怡利電子(イーリード・エレクトロニック)も、現地メーカーからの受注が見込まれる。
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