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蘇州工場停止命令のキャッチャー、再開に向け400万ドル投資


ニュース 電子 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033254

蘇州工場停止命令のキャッチャー、再開に向け400万ドル投資

 米アップルなどにパソコン筐体(きょうたい)を供給する可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は19日、地元政府から操業停止・検査を求められた中国・蘇州工場で、当初年内を予定していた改善工事完了を10月に前倒しし、再稼働を急ぐと表明した。投資額は400万米ドル。20日付経済日報が報じた。

 キャッチャーによると、蘇州の3工場は9月末に環境保護検査を通過したところだったが、2キロメートル離れた周辺住民から「異臭がする」「頭痛がする」「涙が出てくる」などの苦情が寄せられたという。

 同社の蘇州工場停止命令は、米中貿易摩擦に巻き込まれたものという観測があるが、杜紫軍・経済部工業局長は19日、他社から同様の報告を受けておらず、個別の事案にすぎないとの見方を示した。