ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東陽実業のタイ子会社、洪水で生産停止


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年10月21日_記事番号:T00033271

東陽実業のタイ子会社、洪水で生産停止

 自動車部品最大手の東陽実業は20日、タイで起きている洪水の影響で、バンパー生産の子会社、トンヤン(I.K.I)ビークルパーツが同日から生産を停止したと発表した。同子会社の月間売上高は1,000万~1,500万台湾元(約2,500万~3,800万円)余りでグループ全体の1%程度のため、東陽本体の業績に影響はないという。21日付工商時報が伝えた。

 タイ子会社は2000年3月の設立で、従業員は150人前後。主に現地の自動車メーカー向け、少量を他の東南アジア諸国向けに供給している。現在は台湾本社の工場が代わりに製品を供給している。損失額はまだまとまっていないが、保険で全額をカバーできるという。

 なお、自動車用ライトの堤維西交通工業(TYCブラザー・インダストリアル)のラヨーン県工場と、電子部品の怡利電子(イーリード・エレクトロニック)のサムットプラカン県工場はいずれも被害を受けず操業を続けている。