電子ブックリーダー受託メーカー、振曜科技（ネトロニクス）傘下の緑林資訊は20日、世界最安をうたう電子ブックリーダー「EZRead Touch」を発表した。６インチのタッチスクリーンを搭載し、価格はインターネット予約購入で2,880台湾元（約7,300円）。林志茂董事長は販売台数について第４四半期に8,000台、１年間では２万台に達すると見込んでいる。21日付工商時報が報じた。
「EZRead Touch」は電子ペーパー世界最大手、元太科技工業（ＥＩＨ）の電子ペーパーを採用。重さはわずか215グラムで、２GB（ギガバイト）メモリーを搭載し、Wi−Fi無線ＬＡＮに対応している。
また緑林資訊は同時に、電子書籍販売・レンタルサイト「EZRead（易読網）」のサービス開始も発表。「EZRead Touch」購入者には同サイトから1,000冊がプレゼントされる。
単文淵・同社営運長によると、緑林資訊は2009年の設立以来、３機種の電子ブックリーダーを発売しており、累計出荷量は２万台を超えた。現在販売台数は毎月2,000台以上を維持している。
