ニュース 電子 作成日:2011年10月21日_記事番号:T00033274
宏達国際電子(HTC)の王雪紅董事長は20日、スマートフォンで世界シェア1位を目標とし、今後100米ドル以下のスマートフォンを発売する可能性も排除しないと語った。業界でアップルが低価格スマートフォンを発売するとのうわさが頻繁に流れる中、HTCもこれに対抗する戦略を講じているとみられる。ただ、シェアを拡大できる反面、利益を犠牲にすることになる低価格製品の投入はHTCにとって重大な選択となる。21日付経済日報が報じた。
市場調査会社IDCによると、第2四半期の世界スマートフォン市場でHTCは、アップル、サムスン電子、ノキア、RIMに続くシェア第5位。証券会社は、HTCが世界シェアトップに立つには、アップル、サムスンという強敵を打ち負かす必要があるが、今後スマートフォンの低価格化が進み、HTCがコストをうまくコントロールできれば、同社の目標達成を後押しすると指摘した。
なおタブレット型パソコンについて王董事長は、「スマートフォンに比べ市場が成熟しておらず、当社は広い視野に立って観察を続ける」と語った。
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