ニュース 電子 作成日:2011年10月21日_記事番号:T00033281
韓国の液晶パネル最大手、LGディスプレイ(LGD)は20日、インセル型、オンセル型のタッチパネルの生産を来年までに開始する方針を示した。同社と競合関係にある台湾メーカーにとっては新たな衝撃となった。21日付工商時報が伝えた。
タッチパネルには、外付け式と液晶パネル内部にタッチパネル機能を取り込んだインセル式、オンセル式がある。台湾メーカーは外付け式しか生産していない。
こうした中、LGDは年内にもオンセル式、来年上半期にもインセル式のタッチパネルの生産を開始すると説明した。これにより、同社は顧客の需要により柔軟に対応することが可能になる。
同社のIR(投資家向け広報)担当者は「タッチパネルの生産能力は、タブレット型パソコン向けが500万〜800万枚、スマートフォン向けが700万枚で、現在生産ラインの調整を行っており、来年中に本格的な量産に入る。インセル式、オンセル式はタッチパネルガラスが不要となるため、価格競争力が高まる」と説明した。
タッチパネル産業では現在、台湾メーカーが50%近いシェアを握っているが、台湾メーカーは外付け式のみであることが弱点だ。
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