ニュース 電子 作成日:2011年10月21日_記事番号:T00033282
デジタルカメラ用レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)は20日、オンライン業績説明会を開き、第4四半期の業績について悲観的な見方を示した。林恩平同社執行長(CEO)は理由について、▽大部分の顧客が同期業績目標を下方修正した▽10月の連結売上高が9月を下回る見通し▽11月以降の受注見通しが立っていない──などを挙げた。21日付工商時報などが伝えた。
一方、来年の景気見通しについて林執行長は、「顧客は来年のスマートフォン市場を楽観しているが、部品メーカーは実際に受注を獲得するまでは楽観できない」と慎重な見方を示した。ただ、スマートフォン市場が好調な中国向け出荷比率が今年は10%を超え、今後も持続的な成長が期待できるとして、工場拡張は計画通り進めると語った。
同社の第3四半期連結売上高は前期比8%増の43億9,400万台湾元(約111億円)で過去最高となった。また米ドルの対台湾元レート下落の恩恵を受け、純利益は同59%増、過去最高の17億4,600万元だった。
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