ニュース 運輸 作成日:2011年10月24日_記事番号:T00033293
リニューアルされ台湾最大の鉄道駅となった台湾鉄路(台鉄)南港駅(台北市)が23日、正式に供用を開始した。同駅には台鉄のほか、都市交通システム(MRT)も乗り入れ、さらに2015年には台北駅から延長される台湾高速鉄路(高鉄)にも接続が予定されている。24日付聯合報が報じた。
新しくなった南港駅。外部はきれいだが、内部はまだまだ工事中の個所が多い(24日=YSN)
ただ、台北駅を上回る規模を持つにもかかわらず現在南港駅の利用客は1日約6,000人余りとそれほど多くない。台鉄は、高鉄の延長や、台鉄東部路線で運行している特急列車、太魯閣(タロコ)号の増便、台北~宜蘭の直線ルート化計画が実現すれば、利用者は増えるとの見通しを示した。
南港駅の供用開始により、1983年に始まった大台北地区(台北市、新北市、基隆市)の台鉄地下化・高架化工事がすべて完了したことになる。毛治国交通部長は、「白紙の上に建設するMRTと比べ『服を着たまま服を変える』と言える台鉄の地下化は難易度が高かった」と説明、「きょう、ようやくピリオドを打てた」と感慨深そうに述べた。
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