ニュース 石油・化学 作成日:2011年10月24日_記事番号:T00033304
石油化学産業の高付加価値化を推進する政府戦略に合わせ、台湾中油(CPC)が2015年にグリーンエネルギー研究所を新たに設置する。費用は1億~2億台湾元(約2億5,000万~5億円)を見込む。23日付工商時報が伝えた。
中油は15年に高雄の製油所を移転させた後、67ヘクタールの跡地が残るためグリーンエネルギー科技研究所の設置を決めた。研究所ではヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)の付加価値向上や藍藻の研究、セルロースの発酵、太陽光発電用薄膜材料の開発、電動車のキーパーツ開発など再生エネルギー関連の研究を手がける予定。
同時に、これら高付加価値製品を他の企業が試験生産したり、認証を行うためのセンターも設ける計画があるが、関連メーカーと詳細を協議した後に決めるとしている。
なお中油は今後、研究開発(R&D)費を現在の15億元から50億元へと徐々に増やす計画だ。
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