ニュース 機械 作成日:2011年10月24日_記事番号:T00033306
早ければ来年1月にも発効する米韓自由貿易協定(FTA)と今年7月に発効した韓国と欧州連合(EU)間のFTAが、台湾の機械設備業界の輸出額に与える損失は60億米ドルに上るとの試算が業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)から示された。TAMIは政府に対し、輸出税還付措置の適用を強く求めている。23日付経済日報が伝えた。
TAMIの徐秀滄理事長は、韓国はEUとのFTA発効で機械設備871項目が既にゼロ関税となっていると指摘。さらに米韓FTAが発効すれば、欧米市場で台湾の顧客が韓国に奪われると危機感を示した。台湾の機械設備の対欧米輸出総額は年間約50億米ドルで、そのうち工作機械が約8億米ドルを占める。
一方、今年第1〜3四半期の工作機械輸出総額は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効による恩恵を受け、前年同期比41%以上増の29億5,000万米ドルだった。
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