ニュース 電子 作成日:2011年10月24日_記事番号:T00033308
世界のハードディスク駆動装置(HDD)生産の25%を担うタイの大洪水で、HDDや関連部品工場が相次いで操業を停止する中、パソコン出荷は12月中旬まで問題ないとの見方がドイツ証券から示された。22日付経済日報などが伝えた。
高光正・同社アナリストは、PCブランドがHDDの在庫を4〜6週間分確保している上、HDDメーカーにも在庫があるためと説明した。華碩電脳(ASUS)の張偉明財務長は、来年の1月までHDD在庫に問題ないと述べた。宏碁(エイサー)も、現在の在庫水準は約6週間分で、第4四半期のPC需要は満たせるとみている。
一方、HDD用モーター世界市場シェア75%の日本電産が同社生産能力の3分の1を占めるタイ工場を12月までに操業再開できなければ、台湾PCブランドや受託メーカーは第4四半期売上高が1.3〜1.9%押し下げられる可能性があると高アナリストは指摘した。
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