ニュース 電子 作成日:2011年10月24日_記事番号:T00033311
宏碁(エイサー)は21日、第3四半期の赤字額が11億台湾元(約28億円)で、第2四半期の67億9,000万元から大幅に改善したと発表した。王振堂同社董事長は先日、「半年間の調整を経て在庫水準は大きく低下し、当社にとって最悪の時期は過ぎた」と語っている。なお、今年第3四半期までの累計赤字額は67億1,000万元。第3四半期の連結売上高は前期比15%増、前年同期比30%減の1,173億元だった。22日付工商時報などが報じた。
王董事長は第4四半期に黒字転換を達成できるとの見通しも示している。しかし証券会社は、欧米の景気回復時期は依然不透明で、年末のクリスマスシーズンの需要も予想を下回るものとみている。またタイを襲った過去50年で最悪の洪水により、ハードディスクドライブ(HDD)の生産工場が浸水して供給に影響が出ていることも、エイサーの業績の懸念要因だ。
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