ニュース 電子 作成日:2011年10月24日_記事番号:T00033314
米アマゾン・ドット・コムのタブレット型パソコン「キンドル・ファイア」が年末にかけ人気を集めると予想される中、同機種向けのプロセッサーを受注している聯華電子(UMC)も恩恵を受ける見通しだ。24日付工商時報が伝えた。
キンドル・ファイアは、米テキサス・インスツルメンツ(TI)のアプリケーション・プロセッサー「OMAP4430」を採用している。OMAP4430の生産はUMCが45ナノメートル製造プロセスで独占受注し、UMCはアマゾンのサプライチェーンに食い込んだ格好だ。
キンドル・ファイアは、タブレットPC商戦でアップル「iPad」の強力な対抗馬に浮上している。市場アナリストは、クリスマス需要などで同機種の第4四半期の出荷台数が500万台に達するとみている。
TIは前世代のOMAP3シリーズまでは、韓国サムスン電子に集中的に生産委託していたが、OMAP4シリーズ投入後はUMCとの関係を強化している。OMAP4430は、▽モトローラ▽富士通東芝モバイルコミュニケーションズ▽パナソニック▽東芝──などのスマートフォンやタブレットPCにも採用されている。
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