ニュース 政治 作成日:2011年10月25日_記事番号:T00033317
馬英九総統が提起した中台平和協定の構想について、国民党寄りの聯合報がこのほど行ったアンケート調査によると、「賛成」は41%、「反対」は29%、「分からない」が29%となった。平和協定の目的については39%が「中台間の戦争を防止するため」との見方だった一方、27%が「中台統一促進のため」と回答し、「分からない」が29%だった。
馬総統は平和協定締結の際は住民投票で賛否を問う考えを示したが、これに対しては67%が「賛成」と回答し、「住民投票の必要なし」はわずか17%にとどまった。
馬呉ペア、リードが5%に縮小
一方、同じく国民党寄りの中国時報が行った総統選候補者の支持率調査では、現職の馬総統と呉敦義行政院長のペアが41.6%、対抗馬の蔡英文・民進党主席と蘇嘉全・同党秘書長のペアが36.3%となり、同紙アンケートでは過去最小の5.3ポイントに差が縮まった。
顕著な動きが見られたのは中部で、19日時点で「馬呉ペア45%、蔡蘇ペア24%」だった支持傾向が「馬呉ペア38%、蔡蘇ペア40%」に逆転した。
馬呉ペアの支持率下落、蔡蘇ペアの上昇は、中台平和協定に対する有権者の警戒感が反映した可能性もある。
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