ニュース 政治 作成日:2011年10月25日_記事番号:T00033318
馬英九総統は24日、先ごろ、今後の10年間に中国との間で平和協定締結を検討すると表明したことに関連し、同協定の署名協議を進めるに当たり前提となる「10大保証」について説明し、同構想が中台統一を目指すものではないことを強調した。25日付中国時報が報じた。
馬総統が掲げた「10大保証」は▽「1つの枠組み」、中華民国憲法の枠組みの下、「不統、不独、不武(統一せず、独立せず、武力を行使せず)」の現状を維持する▽「2つの前提」、台湾住民の高度な共通認識と中台相互の信頼関係の形成▽「3つの原則」、国家にとっての必要性、民意の支持、立法院の監督▽「4つの確保」、中華民国の独立した主権、台湾の安全と繁栄、族群(エスニックグループ)間の調和と中台平和、永続する環境と社会正義──というもの。
馬総統は、中台平和協定の締結構想を表明した理由について、「台湾の安全を確保するため」と説明。中華民国憲法の枠組み、および「1992年の共通認識(92共識)」の「一つの中国、それぞれの解釈」を基礎にこれまで中台は16の協定を結び、平和の夜明けが見えており、これを制度化する必要があると強調した。
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