ニュース その他製造 作成日:2011年10月25日_記事番号:T00033320
経済部統計処が24日発表した9月の工業生産指数は125.65ポイントで前年同月から1.62%上昇したものの、上昇率は過去24カ月で最低となった。25日付聯合報が報じた。
9月の工業生産指数のうち、製造業の指数が前年同月比1.99%とわずかに上昇した以外は軒並みマイナス成長で、特に建設業は同14.7%下落した。黄吉実・経済部統計長は、台北市、台中市、南部科学工業園区(南科)、新竹市などでの建設計画の減少が原因と述べた。
また製造業でも、電子部品業(同1.49%上昇)は4カ月連続で1けた成長にとどまった。欧州債務危機および米国経済の回復ペースの鈍さが原因とみられる。ただ、パソコン・電子・光学製品は、タイ大洪水による台湾メーカーへの発注シフト効果で同19.1%と突出した上昇が見られた。
なお第4四半期の見通しについて黄統計長は、需要期の第3四半期が振るわなかったことから、さらに状況は悪化するとの見方を示した。
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