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作成日：2007年10月24日_記事番号：T00003334
正隆造紙、中国事業の香港上場を計画
23日付工商時報によると、工業用紙・紙器の正隆造紙が中国事業の香港株式市場での上場を計画している。遅くとも来年中には上場し、10億台湾元（約35億円）以上の資金を調達して中国での迅速な生産拡大を図る狙いと見られる。正隆は「海外での上場計画は以前より持っているが具体的な日程は決まっていない」とコメントした。
正隆は先日、中国での事業をより効率的に管理するため、中国での投資先８企業と10人の投資家が保有する株式をすべて正隆開曼に集中させる事業整理計画を発表した。香港で上場することにより、中国への投資による配当金を台湾に回したい考えもあるとみられる。
正隆は現在華東、華南および東南アジアで海外事業を展開しており、華東に工業用紙工場、華南および東南アジアに紙器工場を所有している。
