ニュース 運輸 作成日:2011年10月26日_記事番号:T00033356
毛治国交通部長は25日、現在の交通部港務局を改組する形で、港湾運営会社「台湾港務公司」を来年1月に発足させる方針を明らかにした。本社は高雄市に置く。26日付工商時報が伝えた。
港市合作論壇には、高雄だけでなく基隆、宜蘭、台中、花蓮、台南など各地から港湾関係者が出席した(25日=中央社)
台湾港務公司の発足は、交通部が進める組織改革の一環で、先進国をモデルに港湾運営を政府機関から切り離し、企業化を図るものだ。今後は海外の港湾との戦略提携も進めていく。
交通部の計画によれば、台湾港務公司は海外の港湾への投資も行う。海外の港湾に出資し、株主として港湾間の提携協定締結を促すことで、台湾の港湾への貨物誘致を図るのが狙いだ。
毛交通部長は高雄市で開かれた「港市合作論壇」であいさつし、「台湾港務公司の発足により、高雄港を筆頭とする台湾の各港湾をアジア太平洋のハブ港湾として整備し、台湾の産業構造の転換を促すとともに、高雄を南部の経済貿易のけん引役として発展させたい」と指摘した。
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