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住宅の空室率19%に、過去最高の156万戸=主計処【表】


ニュース 建設 作成日:2011年10月26日_記事番号:T00033365

住宅の空室率19%に、過去最高の156万戸=主計処【表】

 行政院主計処の調査によると、2010年の住宅空室率(住宅総数に占める空室の割合)は19.4%で、前回調査の2000年から1.8ポイント上昇した。空室数は156万戸の計算で過去最高だった。00年の空室数は122万戸、90年は67万戸だった。26日付自由時報などが伝えた。

 県市別で空室率が最も高かったのは台中市で26.2%(空室数12万3,800戸)だった。主要都市は以下高い順に、▽新北市、22.1%(32万9,900戸・県市別で空室数最多)▽桃園県、21%(15万3,700戸)▽新竹市、20.8%(3万2,200戸)▽台南市、19.5%(5万5,500戸)▽高雄市、19.4%(11万4,200戸)▽台北市、13.8%(12万7,000戸)──だった。

 不動産市場の専門家として知られる張金鶚・政治大学地政学系教授は、空室が増えているにもかかわらず、政府は公営住宅を次々と建てており資源の無駄遣いだと指摘した。