ニュース 医薬 作成日:2011年10月27日_記事番号:T00033387
医学部、薬学部の在学生団体、台湾医学生聯合会、中華民国薬学生聯合会は26日、記者会見を開き、医師の労働時間が研修医で週平均80〜90時間、入院患者を担当する病棟医で110〜120時間に達しているとして、職場環境の改善を訴えた。27日付蘋果日報が伝えた。
学生らは「医師が過労に陥れば、市民が被害を受けることになる」として、政府に問題を直視するよう求めた。
台湾大学医学院附設医院(台大医院)に勤務する研修医は「研修医、病棟医は仕事量が多く、労働時間が長い上、連続労働時間が30時間に達する」と指摘。その上で、行政院衛生署が先ごろ、病棟医の平均労働時間を週74.6時間とする統計を示したことについて、「実態を反映していない」と指摘した。
薬学生聯合会幹部も「病院評定では、薬剤師が1日に処理する処方せんが70枚とされているが、実際には150枚も処理していることが学識者の調査で分かった」と述べ、薬剤師の職場環境も劣悪だと訴えた。
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