ニュース 石油・化学 作成日:2011年10月27日_記事番号:T00033390
総合化学メーカー、聚和国際(台湾ホパックス・ケミカルズ)は26日、中国・江蘇省常熟市に計画しているリチウムイオン電池電解液添加剤工場の新設に対し、地元政府から認可を取得し、11月上旬に着工すると表明した。投資額は1,400万米ドル、月産能力200~300トンで、2013年初頭の量産開始を見込む。27日付経済日報が報じた。
証券会社によると、同社精密化学品事業部の月間売上高は約3,000万~4,000万台湾元(約7,600万~1億円)で、このうちリチウムイオン電池電解液添加剤の占める割合は約5~10%にすぎない。しかし、新工場が量産に入れば業績は少なくとも現在の数倍が見込め、大量生産でコストが大幅に削減できることから、利益も大きく成長すると予測される。
聚和国際の第3四半期売上高は、精密化学品などが値上がりしたことから、過去5四半期で最高の7億1,600万元に達した。第4四半期の見通しについて証券会社は、オファー価格がやや下落するものの原料価格も大幅に下落すると予測され、利益は増加するとの見方を示した。
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