ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年10月27日_記事番号:T00033394
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁をはじめ幹部一行は今月24日、ベトナム北中部ハティン省で進める大型製鉄所のプロジェクト進行状況を同国首脳に説明するため、現地に向かった。現地ではグエン・タン・ズン首相らに対し、製鉄所の建設状況を説明する構えだ。27日付蘋果日報が伝えた。
王総裁には、南亜光電の王文潮董事長が同行。ハティン製鉄所の楊鴻志総経理も先行して現地入りしている。
ズン首相がハティン製鉄所の建設現場を視察するのは3回目で、投資額150億米ドルに上る大型プロジェクトへのベトナム政府の関心の高さを物語っている。
同社関係者は「ハティン製鉄所の投資計画は想像よりも困難を伴った。用地取得に2年を要した上、不発弾の除去が必要で、やっと埋め立て段階に入ったところだ」と説明した。
一方、同社はベトナムで製鉄所に続き、石油化学プラントの建設も視野に入れている。計画が固まれば、ベトナムでの石化製品の生産規模は台湾を上回る見通しだ。
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